マーカス・セミエン

CWS(2013-2014)-OAK(2015-2020)-TOR(2021)-TEX(2022-)
通算成績 1502試合 .255 1505安打 238本塁打 739打点 128盗塁 fWAR36.7
獲得タイトル:シルバースラッガー賞2回、ゴールドグラブ賞1回
2021年 162試合 .265 173安打 45本塁打 102打点 15盗塁 fWAR6.0
Mahkus
2020年代No.1セカンドの最有力候補。
アスレティックス時代はショートとしてプレー。ショートとしては2015年からの4シーズンでリーグ最多失策を3度も喫するなど、送球にやや難があったものの、2019年に35本塁打を放つなど上位クラスの打力でカバー。
FAイヤーの2020年は53試合で打率.223、7本塁打とキャリアワースト級の成績でシーズンを終え、オフには再起をかけるべく1年1800万ドルの契約でブルージェイズに移籍した。
ブルージェイズのショートには若手有望株のボー・ビシェットがいたため、セミエンはセカンドへコンバート。セミエンは慣れないはずのセカンドながらもDRSプラス11、OAAプラス4と華麗にこなし、コンバート1年目にしてゴールドグラブ賞を初受賞。
バッティングではプルヒッティングでホームランを連発し、セカンドとしてメインでプレーした選手としてのシーズン記録となる45本塁打をマーク。これにより、セミエンはセカンドとショートのそれぞれでシーズン30本塁打以上を記録した唯一の選手となった。
オフにはレンジャーズと7年総額1億7500万ドルというセミエンが思い描いた通りの大型契約を締結。レンジャーズは同オフにコーリー・シーガーも獲得したため、セミエンは引き続きセカンドを守ることとなった。
レンジャーズ時代は主に1番バッターとして起用され、3シーズン連続で20本塁打と打線の火付け役に。
2023年にはレギュラーシーズンとポストシーズン合わせて835打席に立ち、MLB記録を樹立。同年はセミエンとシーガーのFA加入組がそれぞれfWAR6.4(セミエン)、6.3(シーガー)と大活躍し、チームのワールドシリーズ初制覇に大貢献。オフにはMVP投票で大谷、シーガーに次ぐ3位にランクインした。
セミエンは抜群の耐久力で2018年以降、ほぼフルシーズン欠場せずにプレーしているが、2025年に入ってからはバッティングに陰りが見られ、前半戦の時点で打率.239、12本塁打とらしくない成績が続いている。




査定に関して
プルヒッター

2021年は画像のような極端なプルヒッティングがブルージェイズの仮本拠地セーレンフィールドと噛み合い、ホームランを連発。レフト方向に引っ張ったホームランはのべ33本にのぼった。
インコースヒッター

セミエンは画像のようにインコースを引っ張るバッティングが持ち味。
対ストレート◯
セミエンは速球系への対応力に優れ、2021年はフォーシームに対してRun Valueプラス16を記録。
マルチ弾
2021年は4回のマルチ本塁打を記録。
サヨナラ男
2021年は8月7日のレッドソックス戦と9月3日のアスレティックス戦でサヨナラ本塁打を記録。