チッパー・ジョーンズ
ATL(1993,1995-2012)
通算成績 2499試合 .303 2726安打 468本塁打 1623打点 150盗塁 fWAR84.6
獲得タイトル:首位打者1回、シルバースラッガー賞2回
2008年 128試合 .364 160安打 22本塁打 75打点 4盗塁 fWAR7.1
史上最高のスイッチヒッター
2018年に有資格1年目で得票率97パーセントと圧倒的支持を受け、殿堂入りを果たしたブレーブスのフランチャイズ。
現役時代は強打のスイッチヒッターとして恐れられ、1999年にはスイッチヒッターとしてはランス・バークマンに並ぶ歴代2位*1となるシーズン45本塁打を記録。
パワーだけでなくアベレージを残す力にも定評があり、キャリアを通して規定3割を9回クリア。2008年には両リーグでトップとなる打率.364というハイアベレージを記録している。
バッティングは抜きん出ているが、サード守備の評価はもっぱらイマイチ。
2002年にはエラーの多さを指摘され、レフトにコンバートされている。
2004年以降はサードを定位置に戻しており、猛練習したのかDRSは徐々に向上。2008年にはプラス10と名手の域にまで数字を伸ばした。
登録名はチッパーだが、本名はラリー。本人はラリーと呼ばれるのがイヤらしく、それを逆手に取った相手チームのファンからはよく「ラリー」と叫ばれていた。
査定に関して
選球眼
通算1512四球に対して、1409三振とキャリアを通して四球>三振を達成。
2008年は128試合の出場ながら90四球を選び、それでいて三振はわずか61と相変わらず高い選球眼を誇っていた。ちなみに同年の出塁率はリーグ1位の.480と圧倒的な数字を残している。
関連選手:2000年代スイッチヒッター四天王
カルロス・ベルトラン
マーク・テシェイラ
ランス・バークマン
*1:1位はミッキー・マントルのシーズン52本塁打