ムーキー・ベッツ
BOS(2014-2019)-LAD(2020-)
通算成績 1265試合 .294 1485安打 252本塁打 756打点 172盗塁 fWAR58.5
獲得タイトル:MVP1回、首位打者1回、シルバースラッガー賞5回、ゴールドグラブ賞4回
2023年 152試合 .307 179安打 39本塁打 107打点 15盗塁 fWAR8.3
パーフェクト・ベッツ
5ツールに、抜群の野球センス、さらには明るい性格でキャプテンシーも◎と非の打ち所が全くないオールラウンドプレイヤー。
レッドソックス時代から定位置はライトだったが、2023年にはチーム事情でセカンドも兼務。通常外野から内野へのコンバートは難しいとされる中、70試合でDRSプラス6、守備率.991(エラーはわずか2つ)と問題なくこなした。
また、同年はバッティングでもキャリアハイを更新する39本塁打とパワーも抜群。先頭打者本塁打12本や、得点圏打率.383と勝負強いバッティングも相まって1番打者としては歴代最多の107打点をマークした。
fWARではリーグトップタイの数字を残すも、アクーニャの史上初の40-70というインパクトには敵わず、MVP争いでは2位に終わった。
2024年は当初セカンドとして起用される予定だったが、ショート候補のラックスが深刻な送球難であることが発覚し、開幕1ヶ月前にショートへコンバート。
ショートはMLBで最も難しいポジション。それを経験ほぼゼロのベッツが守るとなった時は守備指標でワーストクラスの数字に沈むのではと懸念されたが、蓋を開けてみると65試合でDRSプラス4と無難な数字に。
開幕からバッティングも好調でMVPは「ベッツに決まり」と思われていたが、6月16日のロイヤルズ戦で死球を受け、骨折。幸いにもリハビリは順調に進んでいるようで8月中旬にはメジャー復帰できるようだが、ショートを守らせ続けるかは不透明。
査定に関して
固め打ち
2023年は8月に月刊打率.455と猛威を振るった。8月23日のガーディアンズ戦では5打数5安打を記録、シーズン猛打賞も14回、4安打以上放った試合は4試合と打ち出したら止まらない。
Nishiのこぼれ話
ベッツはボウリングでもプロ級の腕前を誇り、パーフェクトも何回も達成しているとか。天は二物を与えずという言葉があるが、ベッツの場合は野球にボウリングと確実に二物が与えられている。