テオスカー・ヘルナンデス

HOU(2016-2017)-TOR(2017-2022)-SEA(2023)-LAD(2024-)
通算成績 965試合 .263 928安打 192本塁打 572打点 54盗塁 fWAR16.5
獲得タイトル:シルバースラッガー賞2回
2024年 154試合 .272 160安打 33本塁打 99打点 12盗塁 fWAR3.5
ミスター・シーズ
アストロズを世界一に導いた天才GMジェフ・ルーナウ氏。氏のチーム編成における数少ないミスがブレイク前のテオスカー・ヘルナンデスをトレードであっさり放出してしまったことだろう。
ヘルナンデスはブルージェイズ移籍を機にパワーヒッターとして覚醒し、2021年には打率.296・32本塁打・116打点と大活躍。
FAイヤーの2023年はマリナーズでプレー。マリナーズとしては待望のパワーヒッターの加入となったが、テオスカーもTモバイルパークの洗礼を浴び、打撃成績は軒並み低下。
本人曰く、「Tモバイルパークはなぜかボールが見えにくかった」と話しており、その影響か自身ワーストの211三振と精彩を欠いた。
オフにはクオリファイング・オファーも提示されることなくFAに。
複数年契約を狙っていたようだが、良いオファーがなかったようでドジャースに1年2350万ドルで加入。
2024年はTモバイルパークを出る喜びを感じたのか、開幕からホームランを量産。開幕当初は6番を任されていたが、ベッツ、フリーマン、マンシーの故障離脱に伴いクリーンナップに昇格。
チームの頼れる主砲としてチーム2位かつキャリアハイの33本塁打をマーク。
オールスターでのホームランダービーでは見事チャンピオンに輝くなど、順風満帆なシーズンを送った。
テオスカーは今オフに再びFAになるが、本人はドジャースとの再契約を熱望。バッティングはさることながら、ベンチでもホームランを打ったバッターにひまわりの種をかけるパフォーマンスで盛り上げ役を担うなど貢献度は◎。
ドジャースとしてもテオスカーの重要性はわかっている一方、来期は33歳といつ衰えがきてもおかしくはない年齢とレフト守備がDRSマイナス8と本来はDH転向でもおかしくはない数字だったこともあり、長期オファーには足踏みをしているようだ。




査定に関して
走力B・盗塁F・慎重盗塁
テオスカー=鈍足なイメージがあるが、実際はスプリントスピードがMLB上位17%、28.6フィート/秒とかなりの俊足。
俊足の割にはキャリアを通して盗塁を仕掛けることは少なく、ピッチクロックの恩恵を受けられるようになった今シーズンも12盗塁に留まった。
ちなみに今シーズンの盗塁成功率は80%と優秀だったが、盗塁Cとかにするとオーペナで2、30盗塁しかねないので調整の意味合いも含めて盗塁Fをつけている。
対変化球◯
2023年までは速球に強く、変化球に崩されるイメージが強かったが、今シーズンはOffspeed打率.288、対カーブ、チェンジアップのRun Valueがプラス11と緩い変化球に強さを発揮した。