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2025年 ベテランズ委員会 殿堂入り候補者一覧

ベテランズ枠 殿堂入り候補者一覧

2025年11月3日にベテランズ委員会枠で、今年の殿堂入り候補8名が発表されました。

 

今回は、投票リストに選ばれた8名がベテランズ枠で晴れて殿堂入りできるかについて、筆者なりの予想を立てていきます。

 

尚、過去のベテランズ委員会の傾向としては、アラン・トランメルを筆頭に全米記者協会の投票では票が伸びず、殿堂入りを逃したもののセイバー、特にWARの観点で殿堂入りラインの60オーバーを達成している選手や、昨年のディック・アレンのように通算成績は他の殿堂り入り選手と比べてやや劣っているが、全盛期のインパクトが大きい選手が選ばれることが多い印象です。

 

このことを踏まえ、本記事では、候補選手を次の5項目

・通算成績

・全盛期のインパクト

・WAR(60以上)

・ドーピングの有無(ドーピングしていない場合は◯、グレーゾーンは△、違反者は×の3段階評価)

・人間性

から、殿堂入りの可否を見ていきます。

 

以下、8名の候補者と筆者の見解です。

 

 

①バリー・ボンズ

・通算成績:◎

・全盛期のインパクト:◎

・WAR:164.4→◎

・ドーピング:×

・人間性:△

殿堂入り可能性→低

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説明不要のレジェンド。全米記者協会の投票ではバルコスキャンダルを重くみた記者たちから敬遠され、有資格者最終年の2022年も得票率66%止まり。

ボンズを殿堂入りさせてしまうと、パルメイロを筆頭にドーピングが理由で殿堂入り出来なかった選手も将来的に殿堂入りさせる必要が出てきてしまうため、ベテランズ枠での殿堂入りも困難かと思われる。

 

②ロジャー・クレメンス

・通算成績:◎

・全盛期のインパクト:◎

・WAR:133.7→◎

・ドーピング:×

・人間性:△

殿堂入り可能性→低

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こちらも説明不要のレジェンド。ボンズと同様の理由で、常識的に考えれば殿堂入りを見送られて然るべきだが、トランプ大統領はクレメンスの殿堂入りを推しており、ベテランズ委員会がトランプ氏の圧に屈した場合、特例で殿堂入りする可能性もゼロではない。

 

③カルロス・デルガド

・通算成績:◯

・全盛期のインパクト:◯

・WAR:44.1→△

・ドーピング:◯

・人間性:◎

殿堂入り可能性→中

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プエルトリコが産んだ最強打者。通算成績やWARは他の殿堂入りしたファーストに見劣りするが、ドーピング全盛時代にドーピングにいっさい頼らず473本塁打は立派。

また、2000年はジオンビ、2003年はAロッドと2度に渡ってMVPのチャンスをお薬野郎に阻まれており、本来であればMVP2回という実績が追加されてもおかしくはなかった。

個人的には将来的に殿堂入りすべきバッターだと考えている。

 

④ジェフ・ケント

・通算成績:◎

・全盛期のインパクト:◯

・WAR:56.0→◯

・ドーピング:◯

・人間性:×

殿堂入り可能性→大

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歴代最強セカンドのひとり。ケントが殿堂入り出来なかった理由はシンプルに記者に嫌われていたためであり、それ以外の観点は殿堂入り当確の実績を残している。正直な話、ステロイダーのボンズやクレメンスが選ばれるよりは、ケントの方が100倍マシである。

 

⑤ドン・マッティングリー

・通算成績:△

・全盛期のインパクト:◎

・WAR:40.7→×

・ドーピング:◯

・人間性:◯

殿堂入り可能性→低

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ワールドシリーズに縁がないことでお馴染みのヤンキースのフランチャイズプレイヤー。マッティングリーは全盛期のインパクトは目を引くが、90年代に入ってからは故障の連続で、積み上げ系の指標がイマイチ。そのため、今回のベテランズ委員会でも選ばれることはなさそうだ。

 

⑥デール・マーフィー

・通算成績:◯

・全盛期のインパクト:◎

・WAR:44.3→△

・ドーピング:◯

・人間性:◎

殿堂入り可能性→特大

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今回の殿堂入り枠の大本命。マーフィーはMVP2回と間違いなく1980年代最強打者のひとりであり、キャリア晩年に急激に衰えたため、積み上げ系のスタッツがやや物足りない以外にこれといった欠点もなし。個人的にはサインがカッコいい点も相まってお気に入りの選手なので、殿堂入りに期待したいところ。

 

⑦ゲーリー・シェフィールド

・通算成績:◎

・全盛期のインパクト:◯

・WAR:62.1→◯

・ドーピング:△

・人間性:×

殿堂入り可能性→低

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MLB史上7人しかいない500本塁打・1500打点・200盗塁以上をマークした強打者。シェフィールドは明確に黒という判定こそはないものの、バルコスキャンダルでドーピングが示唆されるなど、限りなく黒に近いグレーであり、ボンズ、クレメンス同様、今回の殿堂入りは難しいだろう。

また、シェフィールドはケント同様、尖った性格をしており、記者からも相当に嫌われている模様。

 

⑧フェルナンド・バレンズエラ

・通算成績:×

・全盛期のインパクト:◎

・WAR:40.9→×

・ドーピング:◯

・人間性:◯

殿堂入り可能性→低

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2025年開幕前に急逝した、元ドジャースのエース。バレンズエラの通算成績は他の殿堂入り投手と比べてイマイチだが、メキシコ出身メジャーリーガーのパイオニア的存在であり、フェルナンドマニアと絶大な人気を博したことから度々殿堂入りを推す声が上がっていた印象。

確かに80年代屈指の左腕であることには間違いないが、いかんせん積み上げ系の数字が微妙すぎるので、今回の殿堂入りは難しいだろう。

 

以上、殿堂入り候補8名の予想でした。

それぞれの選手の成績詳細やエピソードなどが気になる方は、個別記事もぜひチェックしてクレメンス〜。

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